多重箱桁橋ウィザード機能を利用すれば、幅の広い橋梁、斜角の大きい橋梁、曲線橋などを格子梁モデルで簡単にモデリングすることができます。
多重箱桁橋ウィザードはFEMモデルの非効率性と一本梁モデルの制限範囲を解決する合理的な対策の一つです。特に幅の広い橋梁、斜角の大きい橋梁、曲線橋では、一本梁モデルで考慮できない反力の横分配、荷重の横方向分配、斜橋の鈍角部の反力及び部材力の集中現象などをより厳密に把握することができます。
本例題では10室のPC箱形断面を持つ3径間の連続直線橋と曲線橋を対象にします。