本チュートリアルでは、ウィザードを使わずに一般のモデリング機能を用いて架設工法データを作成する方法について説明します。
本チュートリアルで使用する橋梁の諸元は、“モデルウィザードを用いた張出架設工法の施工段階解析” と同様のものを使用します。
張出架設橋梁の施工段階解析を実行する手順は、以下のようになります。
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1. 材料及び断面の定義
2. 構造モデリング
3. 要素グループの定義と構成
4. 境界グループの定義と構成
5. 荷重グループの定義
6.
PC鋼材グループの定義
7. 荷重入力
8.
PC鋼材の配置
9. プレストレス入力
10. 時間依存性材料特性の定義/連結
11. 解析実行
12. 結果確認
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“モデルウィザードを用いた張出架設工法の施工段階解析”では、上記の施工段階の内、2~9の手順をウィザードを利用して作成しました。
本チュートリアルでは、上記の1~10の手順を一般機能を利用してモデルリングします。
手順11~12の作業は“モデルウィザードを用いた張出架設工法の施工段階解析” と同じなので本例題では省略します。